2大会連続のEURO準優勝のイングランド代表、サウスゲート監督の辞任を発表「新しい章の始まりを告げる時」長期政権が幕を閉じる

AI要約

イングランドサッカー協会(FA)は16日、同国の代表監督を務めるギャレス・サウスゲート氏が辞任したことを発表した。

サウスゲート監督は、8年間の指揮の中でEURO準優勝やワールドカップでの好成績を残し、2024年12月に契約が満了する予定だったが、EURO 2024の敗戦を受けて辞任した。

FAはサウスゲート監督の後任選びに取り掛かり、エディー・ハウ監督やマウリシオ・ポチェッティーノ氏などが候補に挙がっている。

2大会連続のEURO準優勝のイングランド代表、サウスゲート監督の辞任を発表「新しい章の始まりを告げる時」長期政権が幕を閉じる

イングランドサッカー協会(FA)は16日、同国の代表監督を務めるギャレス・サウスゲート氏が辞任したことを発表した。

2016年9月にサム・アラダイス前監督の後任として、就任したサウスゲート監督は、約8年間イングランド代表の指揮を執った。2大会連続のEURO準優勝に加え、2018 FIFAワールドカップでベスト4、2022 FIFAワールドカップではベスト8の成績を残した。

同監督は2024年12月に契約の満了を迎える予定だったが、UEFA EURO 2024、決勝戦のスペイン代表に敗れたことを受けて、辞任を発表。また、アシスタントコーチを務めるスティーブ・ホランド氏らスタッフ陣も退任することが決まっている。

サウスゲート監督は、代表監督の辞任に際して次のように声明を出した。

「誇り高きイングランド人として、イングランド代表でプレーし、指揮を執ったことは私にとって生涯の栄誉なる。しかし、今は変化の時で、新しい章の始まりを告げる時がきた」

「私はイングランドフットボールの向上を決意し、2011年にFAに加わった。その間、イングランド代表監督としての8年間を含め、素晴らしい方々に支えられてきた。特に選手と私に惜しみないサポートをしてくれた裏方スタッフに感謝したい」

FAはすでにサウスゲート監督の後任選びに奔走しているようだ。FAの最高責任者のマーク・ブリンガム氏は、「できるだけ早く、新監督を選出することを目指している。UEFAネーションズリーグは9月に始まるが、暫定的な措置も考えている」と語っている。

またイギリス『Sky Sports』電子版は、サウスゲート監督の後任となる可能性のある3人の名前を伝えており、現在ニューカッスルを指揮するエディー・ハウ監督、ブライトンやチェルシーで監督経験のあるグレアム・ポッター氏、2023-24シーズン限りでチェルシーを退任したマウリシオ・ポチェッティーノ氏を候補に挙げている。

イングランド代表の次の試合は、9月7日にUEFAネーションズリーグのアイルランド代表戦を予定している。