雨上がりに映える田んぼと麦畑のパッチワーク 草木茂る5月を爽やかに

AI要約

20日は「小満」で、草木が茂り始める季節。朝の雨上がりの森では、畑と田んぼが美しいパッチワークの光景が広がっていた。

大麦は黄金色に染まり、風に揺れる穂が爽やかな音を奏でていた。収穫期に入り、小麦の収穫も間もなく始まる予定。

ながの農協ちくま営農センターによると、今年は被害が軽微で収量も平年並みとのこと。

雨上がりに映える田んぼと麦畑のパッチワーク 草木茂る5月を爽やかに

 20日は「草木が茂って周囲に満ち始める」とされる二十四節気の「小満」。朝方までの雨が上がり、晴れ間が広がった千曲市森の周辺では、作物の育った畑と水が張った田んぼでパッチワークのような光景が広がっていた。

 色づく前の緑色の小麦と対照的に、収穫期の「麦秋」を迎えた大麦は黄金色に染まりたわわに実っている。風が吹くと穂が揺れてさわさわと爽やかな音を立てていた。

 ながの農協ちくま営農センターによると、大麦の収穫は今月下旬、小麦は6月中旬から始まる。遅霜による被害は軽微で平年並みの収量になる見込みだという。