7月の有効求人倍率1.19倍 4か月ぶりに前月上回る 岩手県

AI要約

7月の県内の有効求人倍率は4か月ぶりに前の月を上回る1.19倍となり、産業別の求人数も増加していることが報告されました。

特に宿泊業・飲食サービス業や運輸業、郵便業で求人数が増加しており、労働局は引き続き経済の弱さに警戒を呼びかけています。

物価の上昇などの影響に対しても注意が必要という指摘がされています。

7月の有効求人倍率1.19倍 4か月ぶりに前月上回る 岩手県

 7月の県内の有効求人倍率は1.19倍と4か月ぶりに前の月を上回りました。

 岩手労働局によりますと、7月の県内の有効求人数は2万5310人、これに対し、職を求めている人の数は2万1294人でした。

 この結果、有効求人倍率は前の月を0.03ポイント上回る1.19倍と、4か月ぶりに前の月を上回りました。

 産業別の新規求人数は「宿泊業・飲食サービス業」で給食の請け負い事業者からの求人が増えて31.1%の増加。

 「運輸業、郵便業」は去年の同じ月と比べて23.5%増加しました。

 岩手労働局は「求人が求職を上回って推移しているものの、弱さが続いており、引き続き物価上昇などの影響に注意する必要がある」と分析しています。