働くならどっち? 大人数の職場と少人数の職場のメリット・デメリット

AI要約

人生の大半を占める仕事において、職場環境は重要。大人数の職場では合わない人と関わらずに済むメリットがあるが、派閥や中立派の苦労も。一方、少人数の職場では裁量が大きく楽しいという声もあるが、人間関係のこじれや評価へのプレッシャーが悩みとして挙げられている。

自分の性格と相性、どんな人がいるかによって、大人数派と小人数派でメリット・デメリットがあり、選ぶ際には慎重に考える必要がある。

職場環境は自身の満足度に直結し、仕事の充実度に影響を与える重要な要素である。

働くならどっち? 大人数の職場と少人数の職場のメリット・デメリット

 人生の時間の大半を占める仕事において、満足度高く快適に過ごせる職場環境かどうかは充実度に大きな影響を与えるといえる。今回は職場の規模感にフォーカスを当てて、大人数の職場と少人数の職場のそれぞれの意見から特徴やメリットデメリットを比較。自分に合った職場選びを考えていこう。

●大人数の職場なら変な人がいても目立たない?

 まずは大人数の職場のメリットから。ネット上の意見を見てみると、人数が多ければ合わない人や苦手な人と無理に関わらずに済むという意見が多い。「変な人が少しぐらいいても中和される」「合わない人がいても避けやすい」「人間関係がさっぱりしているから、人が多い方が良い」といった声が見受けられた。

 しかしそんな意見に対して、「結局、部署とか仕事の範囲で絡む人って限られるから、仕事面では大人数でも小人数でもそんなに変わらないよ」などの声もあがっている。

 では一方の少人数派はどうなのか? 小人数派からは、裁量を持って働けることがメリットとして挙げられている。「やりたいことが出来るし、権限の幅が広くなりやすいから仕事が楽しい」「まともな人なら対立もしないし、サボったらバレるし良い環境だと思う」などの声があった。

 どちらの職場においても人間関係についての苦労はあるようで、「大人数の職場では派閥ができるので中立派はつらい」というように、どこにも属したくない人が派閥同士の板挟みになることも。少人数の職場では「人間関係がこじれたら結構きつい」「小規模だと相手の評価や人目が気になってしまう」など、逃げ場が少ないところが悩みとして挙げられていた。

 両者の意見を見比べると、まさに一長一短。結局のところ自分の性格と、どんな人がいるのかが重要なポイントと言えそうだ。(フリーライター・井原亘)

■Profile

井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている