10キロで6400円も 福井県産新米コシヒカリが店頭に並ぶ コメ不足で約5割値上がり
福井県産コシヒカリの新米が急激に値上がりし、品薄傾向が解消されつつある中、食品スーパーで販売が始まった。
消費者は物価上昇に不満を示す一方、県内外に大量の出荷が予定されている。
食品スーパーでは新米コシヒカリが去年より6割近く値上がりした6400円で販売される。
10キロで6400円。これは福井県産コシヒカリの新米の店頭価格です。コメ不足が深刻化する中、店頭価格は去年と比べ5割値上がりする見込みです。
大野市の食品スーパーでは、コメ売り場の空いた棚に、県内の卸売り業者が初めて出荷した県産コシヒカリの新米100袋が並べられました。
店内放送
「米のコーナーにおきましてはしばらく品薄で大変ご迷惑をおかけしました 本日より福井県産の新米コシヒカリが販売となります」
品薄傾向は解消に向かうと見られる一方、生産コストの上昇を受けて、この店では去年より6割近くも値上がりし、6400円あまりとなりました。
買い物客
「政府は考えてほしい 生活していかないといけないので、物価も上がっているから少し上がるのは仕方ないが、これだけ値上がったら大変」
県内のコメ卸卸業者によりますと、新米のコシヒカリは県の内外に120万トンを出荷する予定で、6日には福井市内の食品スーパーの店頭にも並ぶということです。