「サトウのごはん」値上げ 12月、原料米の価格高騰

AI要約

サトウ食品は「サトウのごはん」全64品を値上げすると発表。希望小売価格を11~14%引き上げる理由は原料米の価格高騰。

値上げ対象には「新潟県産コシヒカリ」も含まれ、200グラムの値段が204円から227円に改定される。

サトウ食品は契約に基づき原料米を調達しているが、人件費の上昇なども原料米の価格上昇に影響している。

 サトウ食品は2日、「サトウのごはん」で知られるパックご飯全64品を12月2日出荷分から値上げすると発表した。税抜きの希望小売価格の引き上げ率は約11~14%。原料米の急激な価格高騰が要因としている。

 「新潟県産コシヒカリ」(200グラム)は204円から227円に改定する。新潟県産コシヒカリ200グラムの3食パックは602円を680円にする。

 サトウ食品は、原料米を事前の契約に基づき調達しているため、直近の米不足を受けた価格高騰の影響ではないとしている。一方、人件費の上昇などで原料米の価格も上がっているという。