【山形】モモのシーズン到来・村山市「川中島白桃」の品評会

AI要約

22日に行われた村山市での品評会では、川中島白桃の栽培に取り組む生産者の努力が称賛され、最優秀賞を受賞した。市内で生産されたモモは、例年より大玉で糖度の高いものが多く、生産量も増加しているという。

村山市は、サクランボやスイカなどと共にモモを重点作物と位置付け、産地化と販路拡大に取り組んでいる。品評会はその一環として行われ、農協や市場関係者が審査を行った。

川中島白桃は、来月中旬まで県内や東京へ出荷される予定であり、消費者にジューシーさと甘さを楽しんでもらいたいとしている。

【山形】モモのシーズン到来・村山市「川中島白桃」の品評会

出荷のシーズンを迎えた県内産のモモの主力品種「川中島白桃」の品評会が22日、村山市で行われた。

村山市は5年前から市の重点作物としてサクランボとモモ、そしてスイカとトマトの4品目を選定し、産地化と販路拡大の取り組みを進めていて、「川中島白桃」の品評会は、その一環として行ったもの。

品評会には、市内の生産者から10点が出品され、農協や市場関係者などが実の大きさや色づきなど、20分ほどかけて審査し、最優秀賞などを選んだ。

今年の最優秀賞は、大山拓也さんが栽培したモモで、全ての項目で高い評価を受けたという。

みちのく村山農業協同組合によると、今年は例年より大玉で糖度の高いモモが多く、生産量も例年より多いと見込んでいるという。

(村山総合支庁・北村山農業技術普及課・石山久悦課長)

「生産者の努力、卓越した技術には感銘した。ジューシーさ・甘さを存分に味わって消費者に(楽しんで)もらいたい」

村山市内で生産された川中島白桃は、来月中旬まで県内のほか東京に出荷される予定。