注意の呼びかけ終了受け…三重県尾鷲市で高台の施設に避難していた高齢者が元の介護施設へ ストレス等を考慮
尾鷲市の介護施設で高齢者が一時避難していた施設から元の施設に戻った。
高台に避難していた高齢者がストレスを感じていたため、早めの帰還を決定。
利用者は元の施設に戻り、落ち着いて荷物を整理していた。
三重県尾鷲市の介護施設で8月16日、高台の施設に避難していた高齢者が、1週間ぶりに元の施設に戻りました。
尾鷲市の『グループホームあいあい』では8日、南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」が発表されたことを受け、施設の利用者9人を約2キロ離れた高台にある施設へ一時避難させていました。
施設によりますと、気象庁が特別な注意の呼びかけを終了した15日、利用者のストレスなどを考慮し、元の施設に戻すことを決めたということです。
NPO法人「あいあい」の副理事長:
「やっぱり1週間と長くなってくるとストレスもたまってきているようですので、早く施設の方に戻したいという思いもありました」
元の施設に戻った利用者らは、荷物を整理したり慣れた部屋でくつろいだりしていました。
利用者:
「やっぱし落ち着きます。ありがとうございます」