秋田の課題解決へ 若手のIT人材や起業家を発掘・支援するプロジェクトが始動

AI要約

秋田市で始まった大学と企業の連携による若手IT人材や起業家支援プロジェクトについての取り組みが紹介されました。

プロジェクトは、秋田の課題解決を目指し、新たな技術やアイデアを活用することを重点に置いています。

大学生や社会人が参加し、グループワークを通じて来年1月に秋田の課題解決に向けたアイデアを発表する予定です。

秋田の課題解決へ 若手のIT人材や起業家を発掘・支援するプロジェクトが始動

大学や企業が連携して、若手のⅠT人材や起業家を発掘したり、その活動を支援したりする取り組みが秋田市で始まりました。

秋田の課題解決に意欲がある大学生などが参加し、熱心に講義に耳を傾けました。

この取り組みは、少子高齢化や人口減少など秋田が抱える課題を新たな技術やアイデアで解決することを目的に、秋田大学やNTT東日本が昨年度から開いているものです。

今年度は、課題の解決に取り組むIT人材や起業家の育成はもちろん、すでに優れたアイデアや技術をもつ人材の支援にも力を入れます。

11日は、IT人材や起業家を目指す大学生などに、県の職員やNTTグループの社員が、秋田の課題と向き合いながら事業を展開していく心構えについて講義しました。

県 産業技術センター 佐々木信也さん

「自分の頭の中、自分のアイデアだけでは“未踏”にはなれないんだけれども、ちょっと視点を変えてみたりとか、ほかの人とつながったりすることでクリアできる可能性があるよ、という.」

NTT東日本 秋田支店 澤村誉 支店長

「まずはこういうソーシャルイノベーションは、主体を自分において、自分でどうやっていくか、こうやっていきましょうみたいなものを考えていただきたい」

今年度は、大学生や社会人など14人が参加しています。

参加者

「人口が減少していくのはしょうがないんですけど、都心一極集中というものから、秋田に移住することで経済的な発展、あとはそこに向けて例えばフェスとかお祭りとか、そういった伝統文化を継続的につながるような仕組みを、ビジネスでマネタイズできるような形を整えていきたい」

参加者は、グループワークを重ねたのち、来年1月に、学びの成果として秋田の課題解決についてのアイデアを発表することにしています。