「永ちゃん田んぼ」 姿くっきり 岡山・美作で見頃、稲4色で表現

AI要約

「永ちゃん田んぼ」では、矢沢永吉さんをイメージした絵柄の稲が夏本番を迎え、白、黒、赤、緑4色の稲がマイクの前でスポットライトを浴びて美しく成長している。

地元の有志グループが協力して植えられた約17アールの田んぼは、矢沢さんのデザインやコンサートツアーのタイトルと星マークを色とりどりの稲で表現しており、見頃は8月中旬までとされている。

永ちゃん田んぼの会会長は、観光客がカラフルな稲田を楽しむとともに、地元の観光や食事も楽しんでほしいと話している。

「永ちゃん田んぼ」 姿くっきり 岡山・美作で見頃、稲4色で表現

 歌手の矢沢永吉さんをイメージした絵柄を稲で描く岡山県美作市大原地域の「永ちゃん田んぼ」は、夏本番を迎えて白、黒、赤、緑4色の稲が伸び、マイクの前でスポットライトを浴びる矢沢さんのデザインなどがはっきりと浮かび上がった。

 約17アールの田んぼに6月中旬、住民有志のグループ・永ちゃん田んぼの会が各地から集まったファンや地元の住民、児童と協力して苗を植えた。同市作東地域の「トラちゃん田んぼ」より継承した黒の古代米を活用しつつ、6年目の今年は稲を昨年の2色から4色に増やし、矢沢さんを白、今年のコンサートツアーのタイトルと星マークを赤や黒、背景を緑で表現した。

 大原中(同市下町)そばの高台から全体を確認でき、じりじりと照りつける日差しで各色の稲が輝いている。こうべを垂れたり、風で倒れたりする前の8月中旬までが一番の見頃という。

 宮脇昌樹会長(60)は「カラフルになった永ちゃん田んぼを見に来て、市内で観光や食事も楽しんでほしい」と話している。