ヒットエッセイ本『「山奥ニート」やってます。』が描く「ニート」のまったく新しい生き方

AI要約

エッセイ本『「山奥ニート」やってます。』に共感した棚園正一氏がコミカライズを実現し、和歌山の共生舎での生活を描く。

元引きこもりだった原作者の石井あらた氏が山奥に移住し、廃校でのシェアハウス生活が彼にどんな変化をもたらすのかが描かれる。

棚園正一氏は不登校をテーマとした作品で知られ、石井あらた氏はネガティブな視点で語られる「ニート」の新しい生き方を示す。

ヒットエッセイ本『「山奥ニート」やってます。』が描く「ニート」のまったく新しい生き方

ネガティブに語られることの多かった「ニート」の新しい生き方を示し、2万部を超えるヒットとなったエッセイ本『「山奥ニート」やってます。』(光文社)。

不登校をテーマとした作品で知られる漫画家の棚園正一氏が作品に共感し、和歌山の限界集落にある共生舎を何度も訪れ、コミカライズが実現した。

「家賃0円。生きるのに必要な分だけ稼いで暮らす。」

引きこもりとなり世界の破滅を期待していた原作者の石井あらた氏は、ネットで知り合ったニートの友人に誘われ、和歌山の山奥に移住。

廃校でのシェアハウス生活は、彼にどのような変化をもたらしたのか――。

第1話をお届けする。

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漫画:棚園正一(たなぞの しょういち)

1982年生まれ。愛知県出身。13歳のときに漫画家・鳥山明氏と出会い漫画家を目指す。2015年、自身の小・中学校時代の不登校経験を描いた漫画『学校へ行けない僕と9人の先生』(双葉社)が注目を集める。そのほかの著書に『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』(双葉社)、『マンガで読む 学校に行きたくない君へ』(ポプラ社)など。テレビ、ラジオ、新聞などメディア出演多数。全国各所で不登校をテーマとした講演を行っている。

原作:石井あらた(いしい あらた)

1988年生まれ。愛知県出身。大学に進学するが、引きこもりとなり中退。ネットを通じて知り合ったニート仲間に誘われ、2014年3月から和歌山県の山奥に移住。ブログ等を通じて集まったニートたちと一緒に、紀伊田辺駅から車で100分、人口5人の限界集落に暮らし、2017年11月の結婚を機に山奥と町を行ったり来たりの2拠点生活に。2024年2月に山奥ニートをやめた。著書に『「山奥ニート」やってます。』(光文社)

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