《体操・宮田笙子選手の喫煙問題》加護亜依、ダルビッシュ…“タバコ”で人生が変わった有名人列伝

AI要約

パリ五輪での体操女子日本代表主将・宮田笙子選手の喫煙による出場辞退に対する賛否が続いている。

過去に喫煙が原因で芸能人やスポーツ選手がイメージを損ない、活動が制限された例が多数存在する。

イメージが重要な業界において、ルール違反による影響は深刻であるが、結果を出すことで再浮上する例も見られる。

《体操・宮田笙子選手の喫煙問題》加護亜依、ダルビッシュ…“タバコ”で人生が変わった有名人列伝

《辞退はやりすぎ》

《禁止されていることをしたんだから当たり前》

 パリ五輪が開幕した後も、体操女子日本代表主将・宮田笙子選手(19)の喫煙による出場辞退への賛否が論じられ続けている。

 たかがタバコ1本で、と思うか否かは置いておくとしてこれまでも喫煙によって、その後の芸能人生が変わってしまった有名人は多い。

「衝撃だったのは元モーニング娘。の加護亜依さんですよね。12歳でデビューしその愛らしいルックスで人気を博したのですが、18歳のときに1度目の喫煙が写真誌にスクープされ、謹慎することに。加護さんの場合は喫煙とは正反対のキャラクターだったうえに、夜のバーでタバコを吸う姿だったのでイメージはガタ落ちでした。それでも禊ぎを済ませて復帰し、これからというときにまた喫煙シーンを撮られ、そのときは年の離れた男性と2人で旅行中だったことから、ダークな印象がつきまとうように」(芸能ジャーナリスト、以下同)

 その後は何をしてもスキャンダルがついて回り、全盛期の姿に盛り返す気配はない?

「タバコで追放された“元祖”といえば、元『わらべ』の高部知子さんでしょう。1983年に当時15歳だった高部さんがベッドで裸体に布団をまとい、タバコをくわえた様子をとらえた“ニャンニャン写真”が週刊誌に掲載。喫煙以前に性行為が想起され、大人気ドラマ『積木くずし』の映画版を降板、CMなどもすべて降ろされ、通っていた高校も無期停学となる非常に重い処分でした」

 謹慎が明けてからはパッとした活動がなく、過激なグラビアにも挑戦したものの2000年に慶應義塾大学に入学し、精神医療や福祉関連施設で各種の依存症患者に対するカウンセリングやケアに取り組むなど新しい道を切り開いたようだ。

 未成年喫煙に影響を受けるのは、女性アイドルだけではない。

「現在メジャーリーグで活躍しているダルビッシュ有選手は日本ハム時代のプロ1年目の18歳のとき、喫煙姿を報道され球団側から無期限の謹慎処分を受けました。当時在学していた東北高校も無期停学処分とし、ダルビッシュ選手は卒業式には出席できませんでした」

 一時は《悪ビッシュ》と言われた彼も、今は後輩たちの良き手本となっている。

「タバコで謹慎した芸能人を挙げたらきりがない。インパクトがあったのはNEWSのメンバーだった内博貴さん。当時フジテレビのアナウンサーだった菊間千乃さんと喫煙だけではなく飲酒もしていたとの報道で、お互いにその後表舞台から姿を消しました。NEWS脱退後は関ジャニ∞も脱退。今でも細々と活動されていますが、あの騒動がなければもっと活躍していたと思います」

 イメージが重要な芸能界においてルール違反はご法度。だが、スポーツ選手などはダルビッシュ選手のように結果を出し続けることで、再浮上できる。2028年のロサンゼルス五輪で活躍する宮田選手を待ち望む国民も多い?