弘前の「青森エール」「あおもりラガー」 ドイツのビールコンテストで受賞

AI要約

弘前発クラフトビール商品「青森エール」「あおもりラガー」が7月15日、ドイツで開催されたビールコンテストに選ばれた。

「あおもりラガー」は90点、「青森エール」は93点で最高得点を獲得し、青森県をテーマにした2商品が評価された。

元米空軍のギャレス・バーンズさんが立ち上げた「Be Easy Brewing」のビールが国際的な評価を受け、日本国内のビールの中で最高得点を獲得した。

弘前の「青森エール」「あおもりラガー」 ドイツのビールコンテストで受賞

 弘前発クラフトビール商品「青森エール」「あおもりラガー」が7月15日、ドイツで開催されたビールコンテスト「ファイネスト・ビア・セレクション2024」に選ばれた。(弘前経済新聞)

 青森県在住のギャレス・バーンズさんが2016(平成28)年に立ち上げたブルワリー「Be Easy Brewing」(弘前市松ケ枝、TEL 0172-78-1222)で醸造する青森をテーマにした2商品。

 「ファイネスト・ビア・セレクション2024」は16カ国から送られた825品を、50人のテイスティング経験を持つ国際審査員が評価する。100点満点の90点以上は「ファイネスト・ビア・セレクション」に選ばれ、今年は267品が90点以上を取得。「あおもりラガー」は90点で、「青森エール」は93点。93点は出品した日本国内のビールの中で最高得点だった。

 ギャレスさんは青森・三沢に所属した元米空軍。醸造所を自分で建てたほか、ビールの醸造技術も独学で身につけたという。受賞を喜ぶギャレスさんは「専門家から項目ごとに詳しく分析され、個別に評点をもらえたことは今後の励みになる。自分の考えていたことやあいまいだった部分を確認できたことが一番の収穫」と話す。

 青森の名前を冠したビールが海外のビールコンテストで受賞できたこともうれしいと話すギャレスさん。「来年はもっと高得点を狙いたい」とも。