青木香奈子は新コーチと臨む5度目のプロテスト 大好きな海鮮で「気分転換は完璧です」【ネクヒロ→プロテスト合格の道】

AI要約

若手女子ゴルファー青木香奈子がツアー外競技で腕を磨み、JLPGAプロテストに挑戦中。

青木はマイナビネクストヒロインゴルフツアーで好成績を収め、プロテストへの意気込みが高い。

青木のプレースタイルや環境に左右されないメンタル、試合前日の海鮮ご褒美に注目。

青木香奈子は新コーチと臨む5度目のプロテスト 大好きな海鮮で「気分転換は完璧です」【ネクヒロ→プロテスト合格の道】

将来ツアーで活躍することを目指す若手女子ゴルファーに、賞金のかかった真剣勝負の機会を提供してここから大きく羽ばたいてほしい―。そんな思いで始まったツアー外競技「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー」で腕を磨く“ネクストヒロイン”が、2024年度JLPGAプロテストに挑戦している。第1次予選・D地区に出場している青木香奈子に注目する。

昨年の11月まで地元宮崎県のフェニックスカントリークラブで研修生をしていた24歳・青木香奈子は今年でプロテスト5度目の挑戦。昨年は2次で敗退となったが、今季から登録したマイナビネクストヒロインゴルフツアーでは出場5戦中3戦でトップ10入りと好調だ。

1次をD地区の能登カントリークラブ(石川県)に選んだ理由は大きく2つ。「アップダウンが激しいコースよりもフェニックスに雰囲気が似た林間コースが好きだから」。もう一つは「ご飯がおいしそうだから」というシンプルな理由だ。海鮮が好物だという青木にとって、石川県は最高の地。「自分のスコアだから。(どのコースでも)結局一緒かなって。気分転換は完璧です」と環境に左右されないメンタルの強さも武器のひとつだ。

ピンをデッドに狙うプレースタイルで、パーオン率は同ツアーで5位(79.17%)。それでも「グリーンを外した時の寄せワン率が低い」と2月からショット、アプローチ、パターそれぞれにコーチをつけて、強化に取り組んできた。今まで我流だったパターについては「自分のクセがわかるのと、取ったデータを元に教えてくれるので、全然ちがう」。月1の頻度で通うレッスンで効果も実感できている。

「海鮮がめっちゃ好きで、食べまくりたい。でも、試合前日はさけようかな(笑)」。試合後のご褒美を楽しみに今年も1次予選突破を狙う。