速報・片山元副知事が証言② 「公益通報調査の認識なかった」、音声データに残る自身の発言「一斉に嫌疑かけなしゃあない、全部チェックする」意図を問われて「共同行為者を調べなければ。知事を排除しようとする不正なもの」

AI要約

片山氏が3月23日の知事らとの協議で、元幹部職員との関連で調査を行うことを明かした。

奥谷委員長が片山氏が元幹部職員を聴取した際の内容を明かし、個人名も含め調査を進める姿勢を明らかにした。

片山氏は調査に対する認識や目的について証言し、知事を排除しようとする行為に対処するため早急な対応が必要と説明した。

速報・片山元副知事が証言② 「公益通報調査の認識なかった」、音声データに残る自身の発言「一斉に嫌疑かけなしゃあない、全部チェックする」意図を問われて「共同行為者を調べなければ。知事を排除しようとする不正なもの」

午前10時半、片山元副知事の証人尋問がはじまりました。

続いての質問は、3月23日の知事らとの協議。メール調査によって告発文を書いたのが、元幹部職員という可能性が浮上、3班に分かれて調査することになったといいます。その態勢について「知事も知っているのか?」と聞かれた片山氏は、「報告はしていない、知らないと思います」としました。

すると百条委の奥谷委員長は、片山氏が元幹部職員を聴取した際の音声データの内容を一部明かしました。片山氏は「名前が出てきたものは、一斉に嫌疑をかけなしゃあない、全部チェックする。それは覚悟してもらわなあかん」と、職員の個人名もあげて発言をしたというのです。

これについて片山氏は、「調査で出た名前について、調べなければならないと認識した。メール調査の中には「クーデター」「革命」などの文字があり、斎藤県政に対するダメージを与える認識があるのではと思い、調べなければいけないと思った」と証言。

片山氏は、「共同行為者を調べなければならない、基本的には不正な目的で、知事を排除しようとしている不正なものなので、早く見つけないといけないと思った」と述べました。

また、公益通報として調査してという認識はあったのかと問われ、「ありませんでした」と述べました。文書を知った当初の、片山元副知事らの姿勢の一端が明らかになりました。