ラーメンも肉鍋も1食無料になる!「子どもへの思いは負けない」と語る18歳起業家が新たに手掛ける「子ども大食堂」

AI要約

中学3年生の時に子どもを助ける広告会社を起業した想空(そそら)さん。

文房具などに企業のロゴやQRコードを入れ、子どもたちに無料で配る手法で初年度の売り上げは3000万円。

利益の1割を児童養護施設に寄付しており、大学生になった今も子どもを支援しつづけている。

想空さんはSDGsにも共感し、子ども食堂を通じてさらなる発展を目指している。

ラーメンも肉鍋も1食無料になる!「子どもへの思いは負けない」と語る18歳起業家が新たに手掛ける「子ども大食堂」

中学3年生の時に子どもを助ける広告会社を起業した想空(そそら)さん。

「未来の子どもために5兆5000億円を寄付したマーク・ザッカーバーグさんに憧れて、中3の15歳の時に起業しました。

大人からお金をもらって子どもにおもちゃや文房具をあげるのですが、そのおもちゃや文房具に広告を入れるシステムから始めました」

5人きょうだいの長女として大阪で育った想空さんは、中学3年生の時、子どもを助ける広告会社「株式会社SOS」を立ち上げた。

文房具などに企業のロゴやQRコードを入れ、子どもたちに無料で配る手法で初年度の売り上げは3000万円。

利益の1割を児童養護施設に寄付している。

大学生になった想空さんが今年始めたのは、小学生までを対象にしたウェブ完結型の子ども大食堂。

ホームページから会員登録すれば、提携する飲食店の無料チケットが誰でも取得できるというもの。

家族や福祉施設の職員が代理で登録することもできて、大阪を中心に現在10店舗が参加している。

利用者は「おいしくてまた行きたくなる」「食費がかかってくるのでありがたいです」などと話す。

提携するラーメン店は「みんなで手と手を取り合って頑張っていけたらいいなと思う」と意気込みを語った。

想空さんは「子どもへの思いは負けないと思うので、『お腹が空いた。食べるものがない』ということがないように、私のような人が増えて幅広く子ども食堂が作れたら良いなと思います」と更なる発展を目指す。

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで、全会一致で採択された「持続可能な開発目標」。