まだ蒸し暑いため「アイスコーヒー」をたくさん飲んでしまいます。「節約にも水分補給にもならないよ」と言われたのですが、液体を体内に入れているわけですし、脱水状態にはなりませんよね?

AI要約

アイスコーヒーは暑い日に最適な飲み物であり、水分補給にも効果的であることが研究によって示されている。

コーヒーに含まれるカフェインは適量であれば問題ないが、飲み過ぎると不眠や頭痛、自律神経の乱れの原因になる可能性がある。

まだ蒸し暑いため「アイスコーヒー」をたくさん飲んでしまいます。「節約にも水分補給にもならないよ」と言われたのですが、液体を体内に入れているわけですし、脱水状態にはなりませんよね?

蒸し暑い日に飲む冷えたアイスコーヒーは、暑さを忘れさせてくれる最高の飲み物だと感じる人もいるかもしれません。

しかし、「アイスコーヒーは節約にも水分補給にもならない」と言われると、液体を摂取している以上、脱水状態にはならないのではと疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、アイスコーヒーと水の価格差や水分補給には不向きなのかといったことを紹介します。

ある研究によると、コーヒーは効果的な水分補給手段として認められているようです。

コーヒーは、その成分のほとんどが水であり、脱水状態においてもコーヒーは重要な水分源となると考えられています。カフェインには軽い利尿作用があるため、かつてはコーヒーが脱水の原因になると報じられたこともありましたが、研究ではコーヒーの水分補給効果が水と同等であることが示されています。

実際、利尿作用は水を飲んでも起こるものです。したがって、良好な水分バランスを保つためにコーヒーを避けるというアドバイスは、あまり根拠がないといえるでしょう。

コーヒーは香りと味を楽しめる飲み物ですが、飲み過ぎると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。ここでは、コーヒーの飲みすぎが体に与える影響を紹介します。

■不眠

カフェインの半減期は4~6時間とされており、コーヒーを飲んでから5~6時間経っても、体内に半分のカフェインが残っている可能性があります。そのため、夜遅くにコーヒーを飲むと、寝つきが悪くなるなどの問題が起こることがあるのです。

■頭痛・めまい

カフェインを過剰に摂取すると、中枢神経が過剰に刺激され、頭痛やめまいの原因になることがあります。これはカフェインに血管を収縮させる作用があるためだといわれています。

■自律神経の乱れ

コーヒーに含まれるカフェインは、交感神経を活性化させる興奮作用を持っており、飲み過ぎると自律神経のバランスが崩れる可能性があります。