この食べ方を知らないなんて損?夏のフルーツおいしさワンランクアップ術

AI要約

夏の果物とはちみつの相性の良さについて藤善博人さんが解説。果物とはちみつの組み合わせのおすすめや、健康・美容への効果について詳しく紹介。

はちみつの糖分の主成分が果糖であり、果物が含む糖と同じため、お互いの味わいがよくマッチする。特に酸味の強い果物との相性が抜群。

はちみつと果物の組み合わせは、甘味だけでなく健康や美容にも良い影響を与える。夏バテ予防や疲労回復、肌の内側からのケアにも適している。

この食べ方を知らないなんて損?夏のフルーツおいしさワンランクアップ術

みずみずしいフルーツがおいしい季節!夏の果物はそのまま食べるのはもちろんのこと、はちみつをかけてもおいしくいただけます。はちみつとの相性が特にいい果物やおいしい食べ方について、「みつばちおじさん」こと養蜂家の藤善博人さんに教えてもらいます。

パンやヨーグルトに合わせることが多いはちみつですが、実は果物とも相性がいいことをご存じでしたか?

養蜂歴40年以上の藤善さんは、果物とはちみつの相性についてこう話します。

「はちみつの糖分は主にブドウ糖と果糖ですが、果糖はその名の通り果物から発見された糖です。同じ糖を含む食べ物同士なので、味の相性も当然よいのだと思います」

はちみつの甘味はほとんどの果物とマッチしますが、藤善さんによると、中でも相性がいいのは酸味の強い果物だそう。

「レモンやゆずははちみつにとても合いますし、グレープフルーツもはちみつをかけて食べると味わいがワンランクアップします。他に、夏に旬を迎えるすもも、いちじく、ぶどう、ブルーベリー、もも、パイナップルなどもはちみつと相性ぴったり。りんごやプルーン、杏もおすすめの組み合わせです」(藤善さん)

はちみつはそのまま果物にかけて食べるのはもちろんのこと、コンポートやジャム作りに活用するのもおすすめです。

「りんごや梨、ももなどはハニーコンポートにするととてもおいしくいただけます。我が家では、夏になるとパイナップルもハニーコンポートにして楽しんでいます」(藤善さん)

はちみつ入りのジャムやコンポートは、ヨーグルトにかけたり、ドリンクに入れてもおいしそう! レモンやゆずのはちみつ漬けなら、水や炭酸水で割ってもおいしくいただけます。プルーンのはちみつ漬けなら、肉料理などに使うこともできますね。

果物とはちみつの組み合わせは、おいしいだけでなく、健康や美容にも役立ちます。

例えば夏バテの予防では、汗で失った水分やミネラルの補給、疲労の回復を促すビタミン類を取ることが大切。果物は水分、ミネラル、ビタミンが豊富で夏バテ予防にぴったりの食べ物ですし、はちみつも健康につながる栄養素を豊富に含んでいます。

また、はちみつの主成分であるブドウ糖と果糖は素早くエネルギーに変わる糖分なので、疲れの回復にももってこい。ビタミンやミネラルは、紫外線ダメージを受けた肌の内側からのケアにも役立ちます。

それぞれが持つ栄養素の相乗効果で、健康や美容もサポートもしてくれるフルーツとはちみつの組み合わせ。夏特有の疲れや肌ダメージの回復に上手に取り入れたいですね。