旬のぶどう“簡単美味しい”保存法 プロおすすめ…常温?冷蔵?冷凍?

AI要約

ぶどうの保存方法を料理研究家で食品保存アドバイザーの島本美由紀さんが教える。

ぶどうは1粒ずつ冷凍すると皮がむきやすくなり、保存期間は3カ月。

冷凍したぶどうは炭酸水と一緒に飲むと涼しげなドリンクになる。

旬のぶどう“簡単美味しい”保存法 プロおすすめ…常温?冷蔵?冷凍?

 一度に1房は食べきれないぶどうを、おいしさそのまま、皮もむきやすくなる保存法があるんです!

 ジューシーで濃厚な甘味が魅力のぶどう。旬を迎え食卓に上がる機会も多いと思いますが、自宅での保存はどうしていますか?

60代(常温)

「ほとんど買ってきてすぐに食べてしまう」

「(Q.常温のまま食べる?)食べちゃう」

70代(冷蔵)

「普通に冷蔵庫に入れてます。そのままラップに包んで」

60代(冷凍)

「冷蔵庫に入れちゃって、食べきれない分は冷凍」

 ぶどうはどう保存するのがベストなのか、農林水産省の広報誌を監修する、料理研究家で食品保存アドバイザーの島本美由紀さんに教えてもらいました。

島本さん

「この時期おすすめのぶどうの保存方法があるんです。この保存方法だと皮もむきやすくなります」

 この季節ならではのぶどうがおいしく楽しめ、さらに皮もむきやすくなるのは常温?冷蔵?それとも冷凍?どこに保存すればいいのでしょうか。

島本さん

「ぶどうは1粒ずつ冷凍するのがおすすめです。保存期間はだいたい3カ月ぐらい」

 食品保存のプロがおすすめする保存方法は、なんと1粒ずつ冷凍です。そして3カ月おいしく持たせるためにはコツがあるんです。

島本さん

「3ミリから5ミリぐらいを目安に枝(軸)を残して切ってみてください」

 軸の部分を数ミリ残す、そのわけは?

島本さん

「実をもぎ取ってしまうと穴が開いてしまって、そこから乾燥して劣化の原因につながっていくので、(軸を)残して切って保存するというのがポイントになります」

 切った後は軽く洗い、水気をふき取ったら冷凍用の袋に入れて冷凍します。

 冷凍は3カ月保存できるだけでなく、こんなメリットがあります。

島本さん

「凍ったぶどうは流水にあてると皮がツルンとむけます」

 そんな冷凍したぶどうのおすすめの食べ方は?

島本さん

「皮をむいたぶどうをいくつかグラスの中に入れて、炭酸水をそそぐとおいしくいただけます。夏らしいとても涼しげなドリンクができます」

 ぶどうのおいしい保存方法、今回は、粒の大きな巨峰でお伝えしましたが、デラウェアなど粒の小さい品種でも、同じように冷凍保存できるそうです。