ANA、成田~パース線を10月から週3便で再開。成田~香港線は週4往復に増便

AI要約

ANAは2024年度下期の航空輸送事業計画を変更し、国内線と国際線で新たな運航計画を発表した。

国内線では、宮古~石垣線の再開や関空~新千歳/福岡線の増便を行うことで運航規模を105%増加させる予定。

国際線では、欧州路線の強化や新規路線の開設、増便により運航規模を全体的に拡大する計画となっている。

ANA、成田~パース線を10月から週3便で再開。成田~香港線は週4往復に増便

 ANAは8月20日、2024年度下期のグループ航空輸送事業計画(ANA・ピーチ・エアージャパン)について、一部変更を発表した。

 国内線は、ANAが宮古~石垣線を再開。ピーチは関空~新千歳/福岡線を増便する。運航規模(座席キロ、総座席数×輸送距離)は、ANA・ピーチ合計で前年同期比105%に増加するとのこと。

 一方国際線は、好調な欧州路線を強化。ANAが羽田~ミラノ線を12月3日、羽田~ストックホルム線を2025年1月31日、羽田~イスタンブール線を2025年2月12日に開設し、それぞれ週3往復運航する。

 また成田~パース線を10月14日から週3便で再開。堅調な訪日需要も背景に、羽田~バンコク線を2025年1月9日から1日1往復増便(1日3往復運航)、成田~香港線を10月27日から週1便増便(週4便運航)する。

 これらの計画により、運航規模は、欧州で前年同期比144%、全路線合計で同108%に増加予定。

 ピーチは、成田/関空~台北(桃園)線をそれぞれ最大週21往復に増便。今後新たな路線の就航も検討するという。

 エアージャパンは、引き続き成田~バンコク/シンガポール/ソウル(仁川)の3路線を運航する。