管理職に疲れたあなたへ!「悩める管理職」の処方箋【ビジネス最前線】

AI要約

管理職の責任と悩みを解決するためのアドバイスを提供する「識学総研」のメディアプラットホームが紹介されています。

管理職の悩みや疲労感に焦点を当てながら、役割を明確にし、自己評価を重視する方法が述べられています。

自己の役割や責任を確認し、求められている行動をリスト化して取り組むことで、悩みや疲労感を解消する方針が提案されています。

管理職に疲れたあなたへ!「悩める管理職」の処方箋【ビジネス最前線】

マネジメント課題解決のためのメディアプラットホーム「識学総研」が、ビジネスの最前線の問題を解説するシリーズ。今回は、重責を与えられ、上司にも部下にも気を遣うことの多い管理職の人たちに送る処方箋です。

抱えきれないほどの仕事を抱えながら、部下や他部署とのコミュニケーションに時間を使い、上にも下にも横にも気を遣って、相談する相手もいない……そうやって疲れ切っている管理職をたくさん目にしてきました。会社から大きな期待をされ、重要なポストを与えられたことに責任を感じ、その責任の大きさに押しつぶされそうになっている方も多いでしょう。しかし、その「責任の重さ」の正体を明らかにし、自分に与えられている役割に集中することで多くの管理職が救われたのも事実です。

ここでは、コンサルタントの私がご相談を受けた時に実際に行ったアドバイスをできるだけたくさんご紹介します。「悩める管理職」のみなさんが、疲れや悩みから解放されることは、みなさん自身はもちろん、部下の成長や悩みの解消、会社のさらなる発展にも必ずつながりますので、ぜひ試してみてください。

まずは自分自身に与えられている役割を確認しましょう。

評価制度に何と書かれているのかを確認してみてください。評価制度を見ても何をすべきかわからない場合(項目が多すぎるとか曖昧過ぎて判断できないなど)は、部下や他の管理職も迷っている可能性が高いため、評価制度の改善が必要です。

しかし、すぐに改善することは難しいので、まずはこの1年、自分に求められていることを箇条書きにして上司に確認しましょう。何度かのやり取りで上司とすり合わせた「求められていることリスト」ができれば、それぞれの項目が、この3か月でどのような状態になっていればいいのか(できれば定量、定量にできなければ誰のOKが必要かを決める)を書き込み、それも上司と確認します。

そこでできたリストが、「あなたが今日からやること」です。