1日たった1回するだけで「冷や汗をかくようなミス」が劇的に減少…「メンタルの強い人」になる「シンプルな方法」

AI要約

心は、本当の自分を意識するための道具であり、意識的にコントロールすることで人生をより良く生きることができる。

心のコントロール力を高めるには、心のトレーニングが必要であり、継続することが重要。

心を使って体を動かす簡単な方法として、行動する前に心でイメージする習慣を取り入れることが効果的。

1日たった1回するだけで「冷や汗をかくようなミス」が劇的に減少…「メンタルの強い人」になる「シンプルな方法」

「心」は、喜怒哀楽などを通じて「本当の自分」を意識するための「道具」であり、「本当の自分」がそれを意識的にコントロールすることで、人生をより良く、楽しく生きることができるようになると私は考えています。

とは言え、心のコントロール力を高めるには、やはりそれ相応の「心のトレーニング」が必要になってきます。

※本記事は、小川清史:著『どんな逆境でも、最高のパフォーマンスを発揮する 心を「道具化」する技術』より一部を抜粋編集したものです。

「心のトレーニング」と聞くと、みなさんはどのようなものを想像するでしょうか。

呼吸法?

瞑想法?

武道的な鍛錬?

もちろん、それらも心を鍛えるためには効果的ですが(私も日課にしています)、いきなりそんな本格的な「修行感のあるトレーニング」から始めて継続していくのはなかなかハードルが高いと思います。

何より大切なのは「継続」することです。

最初のうちは日常生活に「心を使って体を動かす」習慣を取り入れるところから始めるくらいが良いでしょう。それに慣れてきたら、呼吸法や瞑想法などもぜひ取り入れてみてください。

では、「心を使って体を動かす」とはいったいどういうことなのでしょうか。

簡単に言うと、何かをしようとする時にまず心でイメージしてからそれを行うということです。

要するに、「心の準備」をしてから行動に移るというわけですね。

どのようなことでもかまわないのですが、例えば次のように行います。

●信号が赤から青に変わって歩き出す際に、まず自分が歩き出している姿をイメージしてから、その動きをトレースするように実際に体を動かしていく(=歩き出す)。

●コーヒーを飲む際に、まず手を伸ばしてカップを手に取っている自分の姿をイメージしてから、その動きをトレースするように実際に体を動かしていく。

●朝、顔を洗う時、タオルで顔を拭いている自分の姿をイメージしてから、その動きをトレースするように実際に体を動かしていく。

「どのようなことでもかまわない」と前置きした意味がおわかりいただけたかと思いますが、つまり普段何気なく「無意識」で行っている動作を意識的に行うということです。