実は冷凍できる!「かぼちゃ」冷凍保存のコツと調理のポイント

AI要約

かぼちゃの冷凍保存のコツと調理時のポイントを野菜ソムリエプロの小島香住さんが教える。

冷凍することでかぼちゃの加熱時間が短縮されるため、便利に活用できる。

冷凍保存したかぼちゃは調理の際に凍ったまま使用可能で、さまざまな料理に活用できる。

実は冷凍できる!「かぼちゃ」冷凍保存のコツと調理のポイント

硬いかぼちゃは、火が通るのに時間がかかりますよね。それが、冷凍することで短時間で加熱できるようになるのだそう。今回は、かぼちゃの冷凍保存のコツと調理する時のポイントを、野菜ソムリエプロで管理栄養士の小島香住さんに教えてもらいました。

彩りがよく栄養価も高いかぼちゃは、料理の幅が広く便利な野菜。カットされて売られていることが多いですが、1回で使いきれないこともありますよね。また、丸い形で大きさもあるので野菜室で場所をとりますし、硬さがあるので加熱時間もかかります。

そこでおすすめなのが、冷凍保存。用途に合わせて切ってから冷凍しておくと、すぐに調理に使うことができて便利なのです。ポイントは、バラバラに取り出しやすく冷凍すること。保存のコツと料理への使いかたをご紹介していきます。

(1) 種とワタをスプーンなどで取り除く。

(2) スライスやブロックなど、使いやすい大きさに切る。

(3) 重ならないように並べて、ラップで包む。

(4) ラップごとジッパー付き保存袋に入れ、冷凍する。

冷凍したかぼちゃは、凍ったまま調理に使うことができます。生の硬いかぼちゃは火が通るのに時間がかかりますが、冷凍することで野菜の細胞が程よく壊れているため、短時間で加熱できるのもメリットです。

スライスは、油をひいたフライパンで焼くだけですぐにソテーできますし、ブロックは鍋に出汁と一緒に入れて火にかけるだけで煮ものにできます。レンジで加熱してつぶせば、サラダにもできますよ。付け合わせに彩りがほしい時や、あと1品のおかずにも時短で作ることができるので、とても便利です。毎回硬いかぼちゃを切る必要がなく、調理時間の短縮もできるのはうれしいですよね。

カット売りされているかぼちゃを買っていても、1カットを使いきれないことも多いのではないでしょうか。そのような時にも、残りは冷凍保存しておけば使いたい時にサッと調理することができます。保存袋に入れてしまえばスリムになるので省スペースで保存もできますし、野菜室でコロコロと転がってしまうプチストレスも解消できますよ。かぼちゃは、冷凍保存も活用しておいしく食べましょう。

■執筆/小島香住さん…野菜や果物の専門的な知識をもち発信する野菜ソムリエプロ。管理栄養士としての意識も活かし、野菜・果物をおいしく食べてキレイに健康に過ごすための情報を発信している。

編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。