野菜が高騰している今、余った野菜を賢く使い切る! 節約「野菜うま塩ご飯」のススメ

AI要約

今年は気候の影響で野菜の値段が高騰しています。中途半端に残った野菜を有効活用するために、“野菜うま塩ご飯”のレシピが紹介されています。

このレシピはご飯と野菜を一緒に炊くことで、栄養も取れ、味もおいしく、時短調理が可能となっています。

料理酒ご飯のポイントや血糖値の上昇を抑える効果など、野菜うま塩ごはんのメリットが紹介されています。

野菜が高騰している今、余った野菜を賢く使い切る! 節約「野菜うま塩ご飯」のススメ

 今年は気候の影響で野菜の値段が高騰しています。冷蔵庫で中途半端に残った野菜は、炒めものにしたり、かき揚げにしたり、工夫して使っていますがワンパターンになりがち。そこで栄養も取れて、おいしく、時短調理が叶う、“野菜うま塩ご飯”の作り方を紹介します。

 レシピの考案者、管理栄養士で医学博士の本多京子先生。「味付けを料理酒だけで炊く“野菜うま塩ごはん”は、ごはんに野菜の旨味と栄養がプラスされ、お財布にも環境にも、心身にもやさしい一品」とのこと。ぜひ参考にしてみてください。

 日本人は食べ残しが3割、冷蔵庫で痛んだ食品を捨てているロスフードが1割というデータがあり、野菜の皮を剥くことも結果的なロスに繋がり、実は栄養のある部分を捨ててしまっていることも。なるべくすべて使い切ることができるレシピを知ることが、節約と健康のためになります。

 今回ご紹介する「野菜うま塩ごはん」。白米と野菜を一緒に炊き合わせるので、食後、高血糖を防ぐ嬉しい効果も期待できそうです。

 ご飯は小麦食品よりも血糖値の上昇が緩やかで、さらに野菜の食物繊維が加わることで、血糖値の乱高下を抑える効果が期待できます。

「1日の野菜の摂取目標値は350gとされ、野菜とご飯を一緒に炊くことで、その不足分を補うことができます!」(本多先生)。

 まさに良いこと尽くめのレシピなのです。

 料理酒ご飯を作るポイントは、野菜はカットせずまるごと炊飯器に投入すること。栄養も旨味も逃さないよう、ニンジンやナスも皮つきがおすすめ。芯や皮など固いところも炊飯器ならホロっと柔らかく、甘みを引き出します。

◎材料

・お米……二合

・料理酒……100ml

・お好みの余り野菜(ニンジン1本、ナス2本など)

◎作り方

1.炊飯器の内釜にといだお米と料理酒を入れる

2.水を2合の目盛りにあわせ、よくかき混ぜる

3.その上に野菜や具材をそのままのせて炊飯する

4.炊き上がったら、野菜をくずすように混ぜ合わせて完成!