約9割の人が「デジタル終活」が必要と回答。見られたくないデータがある? 遺族に迷惑をかけたくない?【AlbaLink調べ】

AI要約

AlbaLinkが実施した「デジタル終活に関する意識調査」の結果、デジタル終活の必要性を感じる人が91.2%であり、主な理由は「見られたくないデータがある」や「家族・友人に迷惑をかけたくない」という点が挙げられている。

デジタル終活を始める時期は「死を意識したら」という人が最も多いが、年齢や体調に関わらずすぐに始める人も多い。パスワードのリスト化・共有がトラブル防止のために重要視されている。

調査対象は20代以上の男女で、調査期間は2024年7月5日~8日。調査方法はインターネットによる任意回答で、有効回答数は500人である。

約9割の人が「デジタル終活」が必要と回答。見られたくないデータがある? 遺族に迷惑をかけたくない?【AlbaLink調べ】

「訳あり物件買取プロ」を運営するAlbaLinkは、「デジタル終活に関する意識調査」を実施した。スマホやパソコンで管理されている情報やデータを生前に整理する「デジタル終活」について、20代以上の男女500名が回答している。

 

まず、「デジタル終活」が必要だと思うかを聞くと、とても思う・まあ思うを合計して91.2%の人がデジタル終活の必要性を感じていることがわかった。

デジタル終活が必要だと思う理由を聞いたところ、1位は「見られたくないデータがある」、2位は「家族・友人に迷惑をかけたくない」で、上位2つが圧倒的に多かった。

デジタル終活を始める時期としては「死を意識したら」が最多に。一方で「年齢や体調に関わらず、思い立ったらすぐ」という人も多く、不慮の事故や突然の病気で亡くなる場合のことを考えている人も多いようだった。

デジタル遺品のトラブルをなくすためにした方がいいこととしては、「パスワードのリスト化・共有」が圧倒的1位となり、2位は「サービス・アカウントの解約」、3位は「データの削除」と続いた。特にネット銀行・証券の口座やサブスクなどは、IDとパスワードを一覧にして残しておくとよいという意見も多いようだった。

 

・【調査対象】20代以上の男女

・【調査期間】2024年7月5日~8日

・【調査機関】自社調査

・【調査方法】インターネットによる任意回答

・【有効回答数】500人(女性334人/男性166人)20代 16.2%/30代 37.4%/40代 22.2%/50代 16.6%/60代以上 7.6%