楽天がポイント運用の利用者数トップ、PayPayは継続意向で圧倒的支持【MMD研究所調べ】

AI要約

ポイント運用に関する調査結果をまとめると、30%の人がポイント運用の経験があり、63.7%がポイント運用について認知していることがわかりました。

年代別では、30代が利用経験が最も多く、60代が認知率が最も高かったです。楽天ポイント運用が最も利用者が多く、2位以下との差が大きかったです。

利用者のキッカケは、サービスごとに異なりましたが、共通して投資に関する知識を得たい、ポイントの使い道が他になかったなどが挙げられました。

楽天がポイント運用の利用者数トップ、PayPayは継続意向で圧倒的支持【MMD研究所調べ】

様々なサービスを利用する際に付与されるポイント。最近では、貯めたポイントを運用したり投資したりする人も増えているようです。そこで、今回は「ポイントを運用」に関する調査結果を見ていきましょう。

MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所は、18歳~69歳の男女7000人を対象に、「ポイント運用の利用実態に関する調査」を実施。

まずは、「ポイント運用の認知~利用経験」について質問したところ、「現在利用している」と回答した人は23.7%、「現在は利用していないが過去に利用したことがある」と回答した人は6.3%で、合わせて30.0%の人がポイント運用の経験があることがわかりました。また、「どのようなサービスなのか内容まで知っている」「聞いたことはあるが、サービス内容は知らない」までを合わせた認知率は63.7%でした。

年代別で見てみると、「現在利用している」と「現在は利用していないが過去に利用したことがある」を合わせて利用経験が最も多かったのは30代の34.9%、「聞いたことはあるが、サービス内容は知らない」までを合わせた認知率が最も高かったのは60代の66.7%でした。年代があがるほど認知率は高くなるものの、利用経験は下がっていく傾向にあることがわかります。

次に、ポイント運用を現在利用していると回答した1658人を対象に、最も利用しているサービスを尋ねています。すると、最も利用者が多かったのは「楽天ポイント運用」で、51.4%と半数以上を占め、次いで2位が「PayPayポイント運用」の26.2%、3位が「Dポイント投資」の10.4%、4位が「au PAYポイント運用」の6.3%といった結果に。

楽天ポイント運用がこれほどまでにほかと差をつけた理由の1つには、カードの利用者そのものの数の多さも関係しているのかもしれません。

続いて、「楽天ポイント運用」「PayPayポイント運用」「dポイント投資」「au PAYポイント運用」を現在利用している人、それぞれ100人(合計400人)を対象に、最も利用しているポイント運用サービスを始めたきっかけを質問。

すると、「楽天ポイント運用」と「au PAYポイント運用」では「アプリ上ですすめられた」が1位に、「PayPayポイント運用」では「投資に関する知識をつけたかった」が1位に、「dポイント投資」では「貯めたポイントの使い道が他になかった」が1位にランクインしました。

トップの項目に違いはあったものの、2位、3位の結果を見てみると、いずれも同じような内容の項目が並んでおり、始めたきっかけには大きな違いが見られないという印象です。