能登半島地震による断水、輪島・珠洲市の山間部除き「全て解消」…発生5か月で大部分復旧

AI要約

石川県は31日、能登半島地震による断水が解消されたと発表した。地震から5か月で約11万戸の断水を復旧させた。

珠洲市と輪島市を除いた全域で断水が解消されたが、不備が残る山間部などで約1821戸に影響が残る。

水道管補修後も給水管の損傷があり、県が修理費用の一部を補助している状況だ。

 石川県は31日、能登半島地震による断水について、輪島市と珠洲(すず)市の一部地域を除き、全て解消したと発表した。断水は最大約11万戸に上ったが、地震発生から5か月で大部分を復旧させた。

 県によると、断水箇所は同日午後5時現在、珠洲市1076戸、輪島市745戸の計1821戸。いずれも土砂崩れで工事が難しい山間部の集落などという。

 県内では水道管補修後も、給水管の損傷により水が出ない住宅が多く、県が修理費用の一部を補助している。