【自民党総裁選】上川陽子氏にアキバで「陽子」コール 23日から訪米 投開票前最後の演説

AI要約

自民党総裁選の立候補者9人が秋葉原で街頭演説を行った。

外相の上川陽子が最後の演説で、米国訪問への意気込みを示した。

演説では深センでの事件に触れ、候補者たちが中国に対する厳重な対応を求めた。

【自民党総裁選】上川陽子氏にアキバで「陽子」コール 23日から訪米 投開票前最後の演説

 自民党総裁選の立候補者9人が19日、東京・JR秋葉原駅前で街頭演説を行った。

 米ニューヨークでの国連総会に合わせて23日から訪米する上川陽子外相にとって、この日が投開票前最後の演説の場。総裁選候補者が選挙期間中に外国を訪問するのは異例だが、「国益をかけて外交に携わってきた私としては、なんとしても空白にするわけにはいかない」と強調。

 「日本初の女性総理として、私に託してください。新しい景色を皆さんとともにつくっていこうじゃありませんか!」と熱く訴えた。演説後には聴衆から「陽子」コールが湧き起こった。

 街頭演説では多くの候補者が、中国広東省深センの日本人学校近くで男児が男に刺され死亡した事件に言及。茂木敏充幹事長は「強い憤りを持っている」、小泉進次郎元環境相は「自分の子供を奪われたような気持ち。中国には直ちに説明を求め、厳正なる対処を求めたい」と話した。