意外?自民総裁選「秋葉原」街頭演説で沸かせた2候補「結果」「責任」連呼で一気に盛り上げる

AI要約

過去最多9人が出馬した自民党総裁選の街頭演説が行われた。

茂木敏充幹事長と小林鷹之前経済安保相の演説が秋葉原の観客を沸かせた。

9候補全員が熱弁を振るい、政治への思いを語った。

意外?自民総裁選「秋葉原」街頭演説で沸かせた2候補「結果」「責任」連呼で一気に盛り上げる

 過去最多9人が出馬した自民党総裁選(27日投開票)の街頭演説が19日、東京・JR秋葉原駅の電気街口で行われ、9候補全員が約10分の持ち時間で熱弁を振るった。

 各候補者はロータリーに停車してある車の屋根部分に登壇。約2時間の演説前から多数の観客が詰めかけ、最後まで減ることがなかった。各候補の熱弁で、秋葉原の観客の反応が多少違った。4番目に登場した茂木敏充幹事長(68)、6番目の小林鷹之前経済安保相(49)は小気味よい、歯切れのいい演説で秋葉原を大いに沸かせた。

 茂木氏は冒頭、中国・広東省深■(■は土ヘンに川)市の日本人学校に通う男子児童(10)が男に刺されて死亡した事件に触れた。そして「徹底した調査を行う」と主張。そして「経済で失敗すると、政権が倒れます。外交で失敗すると、国が傾くんですよ!」と大声で投げかけると、電気街口の観客は異様な盛り上がりを見せた。終盤に「経済を間違いなく上向かせる自信があります。皆さんの所得を必ず上げていく自信があります。そのための政策もあります。必ず結果を出します!」と宣言すると、その後一部では「茂木コール」が自然と巻き起こった。

 小林氏はノーネクタイの長袖白ワイシャツを腕まくりして登壇し「コバホークこと、小林鷹之です」とあいさつ。終盤には「政治は結果。結果にコミットする責任と、結果が出なかった時にそこと向き合う責任。明確なビジョン、皆さんを背負う覚悟、結果に向き合う責任、その3つを備えていると確信しているからこそ、この場に立っております」と宣言。「日本の明日を、皆さんとともに尽くして行きたい。皆さんの力を貸していただきたい」と熱弁すると、大きな拍手が送られた。

 加藤勝信元官房長官(68)を皮切りに、石破茂元幹事長(67)、河野太郎デジタル相(61)、茂木氏、高市早苗経済安保相(63)、小林氏、林芳正官房長官(63)、小泉進次郎元環境相(43)、上川陽子外相(71)の順で登場した。