100歳以上の高齢者9万5千人超、過去最多 - 2,980人増、厚労省

AI要約

100歳以上の高齢者の総数が過去最多の9万5,119人であり、前年より2,980人増加していることが明らかになった。

女性が88%を占める中、2024年度中に100歳になる見込みの人は4万7,888人(前年比781人増)いる。

日本の100歳以上の高齢者は1963年の153人から増加し続け、現在では数万人規模となっている。

 厚生労働省は17日、100歳以上の高齢者の総数が15日(老人の日)現在、全国で9万5,119人だったことを明らかにした。前年から2,980人増え、過去最多を更新した。【兼松昭夫】

 住民基本台帳に基づく都道府県・指定都市・中核市からの報告数を集計した。100歳以上の高齢者のうち、女性が8万3,958人と約88%を占めている。

 また、2024年度中に100歳になるか、なる見込みの人は1日現在、4万7,888人(前年度比781人増)いる。

 厚労省によると、100歳以上の高齢者は老人福祉法が制定された1963年には全国で153人だった。その後は増え続け、81年に1,000人を、98年には1万人を超えた。