原発再稼働へ知事は早期判断を 新潟・柏崎市長が認識示す
新潟県柏崎市の桜井雅浩市長は、東京電力柏崎刈羽原発7号機再稼働について、花角英世知事の地元同意への態度を早期に判断すべきだと述べた。
桜井市長は再稼働の見通しは立っておらず、宮城県の女川原発の再稼働など他地域の動きと連携する必要があると考えている。
桜井市長は再稼働要請があれば応じる意向を表明しており、花角知事の地元同意への姿勢に憂慮を示している。
新潟県柏崎市の桜井雅浩市長は4日の記者会見で、同県の東京電力柏崎刈羽原発7号機の再稼働を巡り、花角英世知事が地元同意への態度を早期に判断すべきだとの認識を示した。11月にも再稼働する宮城県の東北電力女川原発などに触れ、各地の動きと連携する必要があるとの考えもにじませた。
柏崎刈羽7号機に関し「残念ながら再稼働するかどうかも見通しが立っていない」と指摘。花角氏の対応については「宮城県の人らにどうなのかと思われ始めていると推察する。私としてはいたたまれない」と語った。
桜井氏は再稼働要請があれば応じる意向を表明。花角氏は再稼働に必要とされる地元同意への態度を明らかにしていない。