# 原子力発電所

<福島第一原発>デブリ取出し「釣り竿ロボ」が福島県に到着 第一原発には10日に運び込む予定
2024.07.05

<福島第一原発>デブリ取出し「釣り竿ロボ」が福島県に到着 第一原発には10日に運び込む予定

福島第一原子力発電所2号機で準備が進められている燃料デブリの試験的取り出しをめぐり、7月5日、取り出しに使われる「釣り竿型のロボット」が福島県楢葉町の研究施設に到着した。これまでロボットが置かれていた兵庫県神戸市の工場から運ばれてきたもので、7月10日には第一原発構内に搬入される

関西電力・高浜原発3・4号機、運転40年超へ…杉本達治・福井県知事が20年間の延長を容認方針
2024.07.05

関西電力・高浜原発3・4号機、運転40年超へ…杉本達治・福井県知事が20年間の延長を容認方針

 来年で運転開始から40年となる福井県高浜町の関西電力高浜原子力発電所3、4号機(出力各87万キロ・ワット)について、杉本達治知事が20年間の運転延長を容認する方針を固めたことが、県幹部への取材でわかった。 3、4号機は現在稼働中で、3号機は来年1月、4号機は同6月に運転開始から

原子力規制庁、関西電力・大飯原発の入門証を紛失…2年前に退職の非常勤男性職員「シュレッダーにかけた」
2024.07.04

原子力規制庁、関西電力・大飯原発の入門証を紛失…2年前に退職の非常勤男性職員「シュレッダーにかけた」

 原子力規制庁の元非常勤職員の男性(74)が、規制庁に在職時、関西電力大飯原子力発電所(福井県)の入門証を紛失していたことが4日、わかった。不正使用は確認されていないという。規制庁は関電に対して紛失を陳謝した。 規制庁によると、入門証は関電が発行し、所持していると大飯原発敷地内の

九州電力の川内原発1号機「40年超」運転に…「安全性の確保に最大限の注力が必要」市長がくぎ
2024.07.04

九州電力の川内原発1号機「40年超」運転に…「安全性の確保に最大限の注力が必要」市長がくぎ

 九州電力川内原子力発電所1号機(鹿児島県薩摩川内市)は3日、運転開始から丸40年を迎えた。4日から原子力規制委員会の認可を受けた「40年超」の運転に入る。東日本大震災後の新規制基準下で再稼働した原発として4基目で、九州では初めて。政府が原発の最大限の活用を目指す中、安定運転で信頼を積み重ねら

ザポロジエ原発にウクライナの無人機攻撃、8人負傷=ロシア側当局
2024.07.04

ザポロジエ原発にウクライナの無人機攻撃、8人負傷=ロシア側当局

[モスクワ/ウィーン 3日 ロイター] - ロシアが占拠するウクライナ南部ザポロジエ原子力発電所がウクライナの無人機(ドローン)3機による攻撃を受け、作業員8人が負傷した。ロシア側の支援を受ける当局者が3日明らかにした。近隣市街は広く停電と断水に見舞われているという。ロイ

北陸電力・志賀原子力発電所の廃炉を求める 石川県金沢市で市民団体が大規模集会
2024.06.30

北陸電力・志賀原子力発電所の廃炉を求める 石川県金沢市で市民団体が大規模集会

能登半島地震による被害を受けた北陸電力・志賀原子力発電所を廃炉とするよう訴える市民団体による集会が、30日石川県金沢市で開かれました。金沢市のいしかわ四高記念公園で開かれた集会には、県内外からおよそ1100人が参加しました。集会で参加者たちは、原発施設の耐震性は不十分であり、志賀

敦賀原発2号機の再稼働、規制委の審査チームが7月にも最終判断…活断層の可能性巡り議論
2024.06.28

敦賀原発2号機の再稼働、規制委の審査チームが7月にも最終判断…活断層の可能性巡り議論

 日本原子力発電が再稼働を目指す敦賀原子力発電所2号機(福井県)に関する原子力規制委員会の審査会合が28日、開かれた。規制委の審査チームは現地調査の結果などを報告し、7月中にも最終判断を示す考えを改めて示した。 原発の安全対策を定めた「新規制基準」では、原子炉建屋など重要施設の直

処理水貯蔵タンク21基、来年1月から解体…福島第一原発の廃炉作業の邪魔に
2024.06.28

処理水貯蔵タンク21基、来年1月から解体…福島第一原発の廃炉作業の邪魔に

 東京電力は、福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出で空になったタンクの解体を、来年1月にも始めることを決めた。空いた敷地には、原子炉内から今後取り出す核燃料(デブリ)の保管などに使う施設の建設を検討している。28日には通算7回目となる処理水の海洋放出を始めた。 原発敷地内には処

今年度3回目の処理水海洋放出はじまる 7月16日までに7800トンを計画《東京電力・福島第一原発》 
2024.06.28

今年度3回目の処理水海洋放出はじまる 7月16日までに7800トンを計画《東京電力・福島第一原発》 

東京電力・福島第一原子力発電所で、2024年度・3回目となる処理水の海洋放出が6月28日午前11時46分から始まった。福島第一原子力発電所では、これまでタンク47基分に相当する約4万7000トンの処理水が薄められて海に放出されている。東京電力は、全体として7回目、2

「国に協力している立場」使用済み核燃料の中間貯蔵施設の操業を見据え会談 青森県とむつ市が新潟県柏崎市と今後連携して取り組みを進めることを確かめる
2024.06.26

「国に協力している立場」使用済み核燃料の中間貯蔵施設の操業を見据え会談 青森県とむつ市が新潟県柏崎市と今後連携して取り組みを進めることを確かめる

新潟県の柏崎刈羽原発の使用済み核燃料が、2024年9月までに青森県むつ市の中間貯蔵施設に搬入される見通しであることを受け、青森県とむつ市は今後、柏崎市と連携して取り組みを進めることを確かめました。新潟県柏崎市の桜井雅浩市長は、26日、青森県の宮下宗一郎知事を訪ね、むつ市の使用済み

大飯原発3・4号機、30年超の運転を可能にする「長期施設管理計画」認可…原子力規制委
2024.06.26

大飯原発3・4号機、30年超の運転を可能にする「長期施設管理計画」認可…原子力規制委

 原子力規制委員会は26日、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県)について、運転開始から30年を超えて40年まで運転を続けるために必要となる「長期施設管理計画」を認可した。 「60年超運転」を可能にする新制度が2025年6月に始まることを受けた対応で、全国の原発で初めて。<

川内原発1・2号機の30年超運転に必要な「長期施設管理計画」、九州電力が認可申請
2024.06.25

川内原発1・2号機の30年超運転に必要な「長期施設管理計画」、九州電力が認可申請

 九州電力は24日、川内原子力発電所1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)について、30年を超えて運転する場合に必要な「長期施設管理計画」の認可を原子力規制委員会に申請した。2023年5月に成立した「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法」に対応するための措置で、関西電力大飯原子力発電

伊方原発で周辺機器冷却水の弁に不具合【愛媛】
2024.06.24

伊方原発で周辺機器冷却水の弁に不具合【愛媛】

伊方原発で原子炉の周辺機器を冷やす装置に不具合があったことがわかりました。この不具合による外部への放射能の影響はないということです。県によりますと、不具合があったのは現在営業運転中の伊方原発3号機近くの建物で、原子炉の周辺機器を冷やすために冷却水を供給している装置で

韓国・月城原発4号機の貯蔵水2.3トンが海に流出…「原因を調査中」 /慶州
2024.06.24

韓国・月城原発4号機の貯蔵水2.3トンが海に流出…「原因を調査中」 /慶州

 慶尚北道慶州市の月城原子力発電所4号機の使用済み核燃料保管施設から22日、2.3トンの貯蔵水が排水口を通じて海に流れ出す事故が発生した。月城4号機は現在稼働を停止し計画整備中だが、韓国国内で貯蔵水が海に流れ出す事故は今回が初めてだ。原発の安全性を管理監督する原子力安全委員会は「人体に害がない

IAEA事務局長、ウクライナ原発近隣への攻撃停止を要請
2024.06.24

IAEA事務局長、ウクライナ原発近隣への攻撃停止を要請

[23日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は23日、ロシアが掌握しているウクライナのザポロジエ原子力発電所の近隣地域への攻撃を停止するよう求めた。ロシアが任命した同原発の当局者は、ウクライナが2回のドローン攻撃を仕掛け、変電所1カ所を破壊し、別

東京電力・福島第一原発6号機トラブル 使用済み燃料プールの冷却が10時間停止も「結果的に問題なし」 原発担当記者が解説
2024.06.23

東京電力・福島第一原発6号機トラブル 使用済み燃料プールの冷却が10時間停止も「結果的に問題なし」 原発担当記者が解説

2024年6月18日、東京電力・福島第一原子力発電所の6号機では、施設の一部で停電が発生し、使用済み燃料プールの冷却が10時間にわたり停止した。トラブルから一夜明け「問題はなかった」と繰り返し強調した東京電力の担当者。本当に問題なしと言えるのか?福島テレビの原発担当記者が解説する。

韓国・月城原発、冷却水2.3トン海に放出…原子力安全委「特異事項なし」
2024.06.23

韓国・月城原発、冷却水2.3トン海に放出…原子力安全委「特異事項なし」

【06月23日 KOREA WAVE】韓国慶尚北道慶州の月城(ウォルソン)原子力発電所4号機の使用済み核燃料貯蔵槽にあった冷却水が排水口を通じて海に放出された。関係機関が原発内部の排水口や原発近くの邑川港など4カ所の海水を分析した結果、放射性セシウム137の濃度が検出下限値(リットル当たり2.

韓国月城原発4号機、使用済み核燃料貯蔵水2.3トン海に漏れ出す
2024.06.23

韓国月城原発4号機、使用済み核燃料貯蔵水2.3トン海に漏れ出す

稼動を中断して定期検査を受けた慶尚北道慶州(キョンサンブクド・キョンジュ)の月城(ウォルソン)原子力発電所4号機で使用済み核燃料貯蔵槽にあった貯蔵水2.3トンが排水口を通じて海に放出された。ただ放出された貯蔵水の有効放射線量は一般人の年間線量限度(人体に害がないと考えられる放射線の量的限界)を

鹿児島県知事選挙、誰に託す?…「期待するのは経済振興策」「県民の声を聞いてくれる人に1票」
2024.06.21

鹿児島県知事選挙、誰に託す?…「期待するのは経済振興策」「県民の声を聞いてくれる人に1票」

 20日告示された鹿児島県知事選(7月7日投開票)には、再選を目指す現職と新人2人が名乗りを上げた。大雨が降る中、各候補は人口減少対策や九州電力川内原子力発電所(薩摩川内市)の運転延長、馬毛島(西之表市)の自衛隊基地建設計画などをテーマに熱弁を振るい、17日間の選挙戦をスタートさせた。

<福島第一原発>2月に漏えいトラブルあった浄化設備の運転再開 「安全に万全を期す」
2024.06.21

<福島第一原発>2月に漏えいトラブルあった浄化設備の運転再開 「安全に万全を期す」

福島第一原発では2月、地下水などが燃料デブリに触れて発生する「汚染水」を浄化する装置がある建物から、汚染水を含む水1.5トンが漏れ、水がしみ込んだ土から周辺の350倍の放射線量が確認されるトラブルが発生した。このトラブルをめぐって、原子力規制委員会は、作業手順や計画を定めた「実施