能登半島地震で液状化被害 復旧方針などの住民説明会 石川・内灘町

AI要約

石川県内灘町での能登半島地震による液状化被害についての住民説明会が開催された。

液状化被害が深刻な地区では復旧に向けた工法の検討が進められており、住民から質問が相次いでいる。

町では10月中に結果を公表し、住民の意向を確認する方針。

能登半島地震で液状化被害 復旧方針などの住民説明会 石川・内灘町

能登半島地震で深刻な液状化の被害が出ている石川県内灘町で、今後の復旧方針などについての住民説明会が開かれました。

内灘町では、今月20日から町内8つの地区の住民を対象に順次、説明会を開いています。

最も液状化の被害が深刻な西荒屋地区の説明会には、およそ200人が集まり、町からは復旧に向けた液状化調査の現状などが報告されました。

また、今後の液状化を防ぐ対策として、地盤改良を行う工法と水道管などを地下に埋め地下水位を低下させる工法の2つの案が示されましたが、住民からはその内容について質問が相次ぎました。

住民「地下水位低下工法がこの地域では採用できないとなった場合、一択になるのか、他の代替案を検討するのか」

町ではボーリング調査などを行い工法の選定を進めていますが、工事の実施は当面先になるといいます。

町では10月中をめどに調査や検討の結果などを公表し、その後、住民の意向を確認する方針です。