政治アナリスト伊藤惇夫氏「菅さんの影響力が…」自民総裁選の推薦人集めで「菅バリア」指摘

AI要約

政治アナリスト伊藤惇夫氏がTBS系「ひるおび」に出演し、自民党総裁選について、菅義偉前首相の影響力と小泉進次郎元環境相の支持に焦点があることを指摘。

菅グループが推薦人を集める中、菅バリアに遭う人物が出てきており、岸田文雄首相との関係も複雑化している状況。

自民党総裁選には小泉元環境相を含む9人が立候補しており、菅の影響力と各陣営の動きが注目されている。

 政治アナリスト伊藤惇夫氏が13日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。12日に告示された自民党総裁選(27日投開票)について、「菅さんの影響力の強さがにじみ出てきている」とコメントした。

 菅義偉前首相は、早々と小泉進次郎元環境相支持を鮮明にしている。小泉氏は立候補に必要な推薦人のうち無派閥14人が主軸となっているが、大半は菅グループだ。「菅バリアで、よその陣営で推薦人を集めている人たちが、菅さんから断られた」とした。

 岸田文雄首相とは複雑な関係にあり、安倍内閣で官房長官だった時代に、岸田外相を軽く見ていたという。対する岸田は首相に就くにあたり、「菅下ろし」をした。今回ははどうなるか。

 自民党総裁選には小泉元環境相のほか、高市早苗経済安保相、小林鷹之前経済安保相、林芳正官房長官、上川陽子外相、加藤勝信元官房長官、河野太郎デジタル相、石破茂元幹事長、茂木敏充幹事長の9人が立候補している。