紀藤正樹弁護士、「おねだり疑惑」兵庫県・斎藤知事の発言に「珍回答」とツッコミ「横領ないし背任、あるいは窃盗では」

AI要約

弁護士の紀藤正樹さんが、兵庫県知事のパワハラ・おねだり疑惑に関する発言を批判。

知事が県産品を受け取り個人的に消費したことに対し、弁護士は横領や背任の可能性を指摘。

知事は県産品受領を認めつつ、PRのための社交辞令だったと主張している。

紀藤正樹弁護士、「おねだり疑惑」兵庫県・斎藤知事の発言に「珍回答」とツッコミ「横領ないし背任、あるいは窃盗では」

 弁護士の紀藤正樹さんが24日、自身のX(旧ツイッター)に新規投稿。「パワハラ・おねだり疑惑」が問題となっている兵庫県の斎藤元彦知事と報道陣のやりとりを添付したうえで、「珍回答」とツッコミを入れた。

 県産のカニやカキを受け取った記憶はあるかと22日に鳥取県内で報道陣から問われた知事は「県産品については、あくまで県としての受領をさせていただいたということです。それで、賞味する物とかについては個人で食べさせていただいたり、味わうということはありました」と説明し、「あくまで県としての受領だということです」と繰り返した。

 このやりとりについて、紀藤弁護士は「珍回答。県としてもらったものを個人として費消したら横領ないし背任、あるいは窃盗では。業務の一環として費消したと言わないといけない場面」と指摘。さらに「県としてもらったのであれば、県の業務の一環として、県の業務として今後その食材の宣伝等をするか否かを決定するため等の理由で、その業務を行う部門の責任者当で試食するなどしたと答えるのが『正答』です。県の業務であれば、情報公開も可能で県民も事後の検証性があります」と補足した。

 知事はこれまで県産品の一部受領を認めているが、PRが趣旨の社交辞令だったとして要求の意図を否定している。