松沢成文氏「県は植民地じゃない」 斎藤元彦兵庫県知事を「殿様気分」とバッサリ

AI要約

前神奈川県知事の松沢成文参院議員がフジテレビの番組に出演し、パワハラや贈答品受領などで辞任要求されている兵庫県知事について言及。

松沢氏は中央官庁出身者が知事になることについて触れ、自治体への殿様気分があると指摘。

県民には、知事を支える意識を持ち、県政を共に良くしていく姿勢を示すよう呼びかけた。

松沢成文氏「県は植民地じゃない」 斎藤元彦兵庫県知事を「殿様気分」とバッサリ

 前神奈川県知事の松沢成文参院議員が13日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。パワハラや贈答品受領など、7つの疑惑が取り沙汰されて、辞任要求されている斎藤元彦兵庫県知事について、「殿様気分」と称した。

 松沢氏は47都道府県知事のうち、23人が中央官庁出身で、このうち約半分が総務省出身者であると指摘。「中央の官僚にとって、地方に天下って知事になるのが最も出世するコース。殿様気分で自治体に入って、君臨する方も見受けられる」と現状について解説した。

 さらに、「県は植民地じゃない。自分たちが県政を良くしていくという意識を持って」と県民に希望した。

 県議会で知事の不信任決議案が可決されたのは過去4例。いずれも知事は辞職している。

 フジテレビ風間晋解説委員は、「県民の方が意思表示する機会がある。県民の見識を示してほしい」と期待していた。