署長が部下にパワハラ 本部長訓戒、休職の署員も 神奈川県警

AI要約

神奈川県警の警視正が部下にパワーハラスメントを繰り返し、本部長訓戒を受けたことが分かった。

処分は22日付で、署長は怒鳴るなど威圧的な言動をしており、被害を受けた署員が休職している。

県警は事実を確認し措置を講じたが、詳細は公表していない。

 部下にパワーハラスメントを繰り返したとして、神奈川県警が戸部署長の男性警視正(59)を本部長訓戒にしたことが23日、県警関係者への取材で分かった。

 処分は22日付。

 県警関係者によると、署長は今年3月に相模原市警察部長から戸部署長に着任した後、複数の部下に対し怒鳴るなど威圧的な言動をしていた疑いがあり、監察官室が署員らから事情を聴いていた。被害を受けた署員1人が休職しているという。

 同室は「事実を確認し、適切に措置を講じた」と話した。懲戒処分ではないとして、詳細は公表していない。