兵庫県知事パワハラ疑惑 百条委で関係職員6人を証人尋問へ

AI要約

兵庫県の斎藤元彦知事がパワーハラスメントなどの疑惑を受けて、県議会の調査特別委員会が関係職員を尋問することを発表。

県職員アンケートから新たなパワハラ疑惑が指摘され、知事のパワハラを目撃したり聞いたりした回答が多数。

調査委員会は30日には知事本人を喚問する予定。

兵庫県知事パワハラ疑惑 百条委で関係職員6人を証人尋問へ

 兵庫県の斎藤元彦知事がパワーハラスメントなどの疑惑を文書で告発された問題で、県議会の調査特別委員会(百条委)は23日、パワハラ疑惑を中心に関係職員6人を証人として尋問する。非公開で実施し同日夕、奥谷謙一委員長らが記者会見で内容を説明する。

 百条委が実施した県職員アンケートの結果、新たなパワハラ疑惑が複数指摘された。8月5日までの回答を集計した中間報告では、知事のパワハラを目撃したり、人から聞いたりしたとの回答が約4割に上った。「目撃した」と回答したのは59人、「実際に知っている人から聞いた」は466人、「人づてに聞いた」は1225人。

 自由記述欄には「怒るとバンバン机をたたき出す」「暴言を吐く」、気に入らないことに対して「無視」など日々の言動に関する証言が多数寄せられた。記名で答えた人もいた。

 30日には知事本人を喚問する方針。