「現役世代が食い殺されている」 高齢者医療費めぐり倉田真由美さん私見 「たった1割負担…国、潰れるよ」

AI要約

漫画家の倉田真由美さんが、高齢者医療費の負担増についての考えを投稿し話題となっている。

現役世代の医療費負担の重さや未来の不安について述べ、社会全体での認識の重要性を訴えている。

倉田さんの主張には賛否両論があり、支えられる側と支える側のバランスを見直す必要性が指摘されている。

「現役世代が食い殺されている」 高齢者医療費めぐり倉田真由美さん私見 「たった1割負担…国、潰れるよ」

 漫画家の倉田真由美さんが11日、自身のX(旧ツイッター)に新規投稿。高齢者の医療費を巡る現役世代の負担増について、「現役世代が食い殺されている」と自身の考えを記した。

 倉田さんは前日の10日に「たった1割負担で安いから、ちょっとの不調ですぐ病院に行く。そして薬だの湿布だのを山ほどもらってくる。当然の権利だから罪悪感などはない。国、潰れるよ」とポストし、さらに「病院が高齢者たちのサロンみたいになっている風景、異常だってこと皆がもっと意識しないとダメだ」「顔見知りもいっぱい。数百円で行けちゃうサロン」と記述していた。

 倉田さんはこの日も現役世代の負担増を報じた記事を添付して投稿。「9割引の商品があったら、大して必要なくても買うことあるでしょ。9割引きって、そういうこと。とんでもない割引。どこかが出血している」と続け、「『自分もいずれ高齢者になるのに』と言われるが、そんなの当たり前に分かっている。自分が高齢者になった時に1割負担じゃなくていいから、現役世代、若者世代を生かしてやってくれと言ってるの」と主張した。

 フォロワーらからは「社会保障を支えられる側と支える側の比率で見直すようにして欲しい。でないと持続可能にならず、現役世代が苦しむ一方」との声や、「高齢者にとっての不調がどれだけ大変なものか、介護してるとわかります。若者世代を応援したい思いを持ってる高齢者の方々が殆どだと思います」との指摘など、さまざまな意見が寄せられている。