うなぎ弁当で130人食中毒 90代死亡、京急百貨店の店舗

AI要約

横浜市保健所は、京急百貨店で販売されたうなぎ弁当などを食べた130人が食中毒を起こし、90代女性1名が死亡した。

保健所は営業禁止処分を出し、金子新司社長は謝罪と再発防止を約束した。

飲食店経営会社や百貨店も原因究明と対策を進めている。

うなぎ弁当で130人食中毒 90代死亡、京急百貨店の店舗

 横浜市保健所は29日、土用の丑の日だった24日から25日にかけ、京急百貨店(同市)の飲食店「日本橋鰻伊勢定」で販売されたうなぎ弁当などを食べた客計130人が下痢や嘔吐などを発症する食中毒を起こしたと明らかにした。因果関係ははっきりしないが、90代女性が死亡した。

 保健所は、飲食店経営会社「伊勢定」に店舗の、京急百貨店には弁当や総菜を作るために貸し出した調理場などの営業禁止処分をそれぞれ出した。

 京急百貨店の金子新司社長は29日午後に記者会見し「深くおわび申し上げる。原因究明に全力を尽くし、再発防止の取り組みを徹底する」と話した。