米軍岩国基地に「CMV22オスプレイ」とステルス戦闘機を年内配備へ…防衛省が岩国市に説明

AI要約

防衛省は米軍岩国基地にCMV22オスプレイとF35Cの配備を明らかにした。

艦載機が変更される背景や配備の詳細について説明された。

安全性などの懸念や住民の意見も述べられた。

 防衛省は15日、米軍岩国基地(山口県岩国市)に米海軍の輸送機「CMV22オスプレイ」と海軍用ステルス戦闘機「F35C」が年内に配備されることを明らかにした。松本尚・防衛政務官が岩国市役所を訪れ、福田良彦市長に説明した。

 同省などによると、米海軍横須賀基地に配備されていた原子力空母「ロナルド・レーガン」が同型艦「ジョージ・ワシントン」と交代することに伴い、岩国基地配備の艦載機を変更する。CMV22、F35Cともに在日米軍基地では初の配備。同省はそれぞれの機数を明らかにしていない。

 オスプレイを巡っては、昨年11月に米空軍のCV22が鹿児島県沖で墜落し、運用が一時停止されていた。松本政務官は「防衛省として安全性に問題はないと考えており、米側に引き続き安全面に最大限配慮するよう求めていく」と述べた。

 福田市長は「住民が安心して暮らせる環境の確保が重要。(両機種の配備について)総合的に判断したい」と話した。