福岡のこども病院でまた…パワハラで職員処分 日常的に「殺すぞ」
AI要約
福岡市立こども病院でのパワーハラスメントが明らかになり、職員が停職１０日の懲戒処分を受けた。
職員は後輩に対し暴言や嫌がらせを繰り返し、同僚が上司に相談して発覚した。
これまでも同病院でパワーハラスメントが相次いでおり、問題が深刻化している。
福岡市立こども病院を運営する市立病院機構は２８日、後輩職員に対し、日常的に「殺すぞ」などと暴言を繰り返すパワーハラスメントをしたとして、こども病院の職員（４５）を停職１０日の懲戒処分にした。同病院では４月、部下に対するパワハラで課長級職員を処分したばかりで、パワハラが相次いでいる。
同機構によると、職員は４、５月、他の職員にも聞こえる声で後輩に「死ね」「素人か」などと暴言を繰り返したり、立っている後輩に近づいて足を踏んだりするパワハラが複数回あった。同僚が上司に相談して発覚。職員は「春の人事異動で入れ替わりがあった時期で、仕事上のミスが起こりやすく口を出した」と話しているという。【竹林静】
