うその居住地の申請し通勤手当など約340万円だまし取る 兵庫県警の警部補を停職処分/兵庫県

AI要約

男性警部補が居住地を偽って通勤手当などを不正に受け取り、340万円を詐取した結果、停職処分を受けた。

男性は9年間にわたり大阪市内に住んでいるよう装いながら、実際には兵庫県尼崎市に居住していた。

男性は申請がうそだったことが発覚し、全額返金する意向を示し、29日付で依願退職した。

うその居住地の申請し通勤手当など約340万円だまし取る 兵庫県警の警部補を停職処分/兵庫県

うその居住地を申告し、通勤手当など合わせておよそ340万円を不正に受け取ったとして、兵庫県警に勤める男性警部補が停職6か月の懲戒処分となりました。

懲戒処分を受けたのは、阪神方面の警察署に勤務する52歳の男性警部補です。

県警によりますと男性警部補は、兵庫県尼崎市内に自宅があるにもかかわらず、大阪市内に住んでいるよう装い、2024年3月までの9年間、通勤手当と住居手当合わせておよそ34万円を不正に受け取ったということです。

内部の情報提供で申請がうそだったことが分かり、男性警部補に聞き取ったところ、不正を認めたということです。

また、不正に受け取った手当は車の購入やローンの返済などに使ったということで、全額返金する意向を示しています。

男性警部補は29日付で依願退職し、県警は詐欺の疑いで書類送検したということです。