特定の国対象とせず ロシア関連制裁で林官房長官

AI要約

林芳正官房長官は14日の記者会見で、岸田文雄首相が第三国を通じたロシアの制裁回避に対応するため、中国などの団体への制裁検討を先進7カ国首脳会議(G7サミット)で表明したことに関して、制裁回避の試みに厳しく対処する姿勢を示した。

林官房長官は、対ロ制裁の回避や迂回を許さず、特定の国を対象とするのではなく、個別の団体に対する措置として検討していることを説明した。

具体的には、中国、インド、UAE、ウズベキスタン、カザフスタンの5カ国の団体が制裁対象となっていることを明らかにした。

 林芳正官房長官は14日の記者会見で、岸田文雄首相が第三国を通じたロシアの制裁回避に対応するため、中国などの団体への制裁検討を先進7カ国首脳会議(G7サミット)で表明したことに関し、「対ロ制裁の回避、迂回(うかい)の試みに厳しく対処する。特定の国を対象としたものではなく、個別の団体に対する措置として検討している」と説明した。

 中国、インド、アラブ首長国連邦(UAE)、ウズベキスタン、カザフスタンの5カ国の団体が対象に挙がっていることも明らかにした。