自賠責未加入で電動スケーターを運転疑い 73歳男性を書類送検

AI要約

愛知県警守山署は、自賠責保険に加入せず電動キックスケーターを運転した男性を自動車損害賠償保障法違反で書類送検した。

電動キックスケーターは運転免許証不要だが、自賠責保険への加入は義務付けられており、男性は違反容疑で検挙された。

男性は保険に加入せず交通違反を犯し、事故を起こした理由として「煩わしかった」と話している。

自賠責未加入で電動スケーターを運転疑い 73歳男性を書類送検

 自賠責保険に加入せず電動キックスケーターを運転したとして愛知県警守山署は7日、名古屋市守山区の男性(73)を自動車損害賠償保障法違反(無保険)などの容疑で名古屋区検に書類送検した。

 一定条件を満たす電動キックスケーターは2023年7月の改正道交法施行で運転免許証不要となったが、引き続き自賠責保険への加入は義務付けられている。県警によると改正道交法施行以降、自賠法違反容疑での電動キックスケーター運転手の検挙は県内初。

 容疑は自賠責保険に入らないまま23年11月8日、区内の交差点で信号無視をし、12月19日には区内の歩道で駐車中の乗用車と衝突したとしている。男性は「保険に入らなければならないのは分かっていたが煩わしかった」などと話しているという。【塚本紘平】