無保険キックボード疑い書類送検 自賠責に加入せず、名古屋

AI要約

名古屋市で自動車損害賠償責任保険に加入していない電動キックボードを運転した男性が書類送検された。

昨年の改正道交法で免許不要になったが、自賠責保険加入が義務付けられていることが明らかになった。

 名古屋市の路上で自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)に加入していない電動キックボードを運転したとして、愛知県警守山署は7日、自動車損害賠償保障法違反(無保険)などの疑いで、自営業の男性(73)=同市守山区=を書類送検した。男性は「加入が必要なことは知っていたが、わずらわしかった」と容疑を認めている。

 昨年7月施行の改正道交法で、最高時速20キロ以下、長さ190センチ以下、幅60センチ以下など一定の要件を満たす電動ボードは「特定小型原動機付き自転車」として免許不要で運転できるようになったが、自賠責保険加入が義務付けられている。