文科審議官に矢野氏

AI要約

文部科学省は5日、藤江陽子文部科学審議官が退任し、後任に矢野和彦初等中等教育局長を起用するなどの人事を発表した。

発令は11日付。藤原章夫事務次官は留任する。

人事に関わる重要なポイントは、矢野和彦初等中等教育局長の異動や西條正明氏、茂里毅氏、望月禎氏、伊藤学司氏、井上諭一氏、堀内義規氏などの異動があることだ。

 文部科学省は5日、藤江陽子文部科学審議官が退任し、後任に矢野和彦初等中等教育局長を起用するなどの人事を発表した。

 発令は11日付。藤原章夫事務次官は留任する。

 〔文部科学審議官〕

 矢野 和彦氏(やの・かずひこ)青山学院大法卒。89年文部省(現文科省)に入り、文科省官房長、日本学生支援機構理事などを経て23年8月文科省初等中等教育局長。58歳。徳島県出身。

 〔官房長〕

 西條 正明氏(にしじょう・まさあき)北大院修了。93年科学技術庁(現文科省)に入り、文科省官房参事官、総務課長などを経て24年4月官房審議官。57歳。長野県出身。

 〔総合教育政策局長〕

 茂里 毅氏(もり・つよし)中央大法卒。92年文部省に入り、文科省官房学習基盤審議官、高等教育局私学部長などを経て23年8月スポーツ庁次長。58歳。石川県出身。

 〔初等中等教育局長〕

 望月 禎氏(もちづき・ただし)早大政経卒。91年文部省に入り、文科省人事課長、官房長などを経て23年8月総合教育政策局長。57歳。静岡県出身。

 〔高等教育局長〕

 伊藤 学司氏(いとう・がくじ)早大法卒。91年文部省に入り、文科省高等教育局主任視学官、官房参事官などを経て、24年4月官房審議官。56歳。長野県出身。

 〔科学技術・学術政策局長〕

 井上 諭一氏(いのうえ・ゆいち)九州大院中退。91年科学技術庁に入り、内閣官房内閣審議官、文科省官房総括審議官などを経て23年8月官房長。57歳。熊本県出身。

 〔研究開発局長〕

 堀内 義規氏(ほりうち・よしのり)東工大院修了。90年科学技術庁に入り、文科省官房審議官、日本原子力研究開発機構理事などを経て、24年4月同機構上級執行役。60歳。東京都出身。