免許取得に向け練習中の小型機が滑走路を逸脱、フェンスに衝突…与論空港閉鎖で6便欠航

AI要約

与論空港で小型機が滑走路を逸脱し、事故が発生。乗員はけがをせず。

事故の原因は左翼の破損とオイル漏れ。空港は一時閉鎖し6便が欠航。

事故を国土交通省が認定し、調査が行われることとなる。

 5日午前10時58分頃、鹿児島県与論町の与論空港で、着陸を試みた民間の小型機が滑走路を逸脱し、フェンスに衝突した。小型機の乗員にけがはなかった。同県によると、小型機は左翼が破損し、オイル漏れが発生。同空港は事故直後から閉鎖されており、計6便が欠航した。

 乗員は、操縦訓練などを行う「トライエアフライトクラブ」(沖縄県)の訓練生の男性(50歳代)。自家用操縦士の免許取得に向けた練習中で、沖永良部空港(鹿児島県)から与論空港に向かっていたという。

 国土交通省は航空事故に認定し、6日に運輸安全委員会の調査官を派遣して現地調査を行う。