日銀、政策金利を0.25%程度に据え置き…全会一致で決定

AI要約

日本銀行は金融政策決定会合で、政策金利を現在の水準で据え置くことを決定した。

日銀は経済・物価の影響を見極めるため、今回の利上げを見送る決定をした。

今後の利上げペースに関しては植田総裁の会見での発言が注目されている。

日銀、政策金利を0.25%程度に据え置き…全会一致で決定

日本銀行は金融政策決定会合で、政策金利を据え置くことを決めました。

日銀は、19日から行っていた金融政策決定会合で、政策金利を現在の0.25%程度に据え置くことを全会一致で決めました。

日銀は前回、7月の会合で今年2度目の利上げに踏み切りましたが、今回は利上げが経済・物価に与える影響を引き続き見極める姿勢を示した形です。

一方で、7月の利上げの後に株価が乱高下したことなどを受け、「金融・為替市場の動向や、そのわが国経済・物価への影響を、十分注視する必要がある」としています。

日銀は、経済や物価が見通し通りに推移すれば、今後も金利を引き上げていく方針です。

しかし、そのペースについては「急ぐ必要はない」との声が日銀内で強く、このあと植田総裁が会見で、今後の利上げのペースについてどう発言するかが注目されます。