【夏バテ予防レシピ】 “レバーパドロン”のっけごはん 「力がみなぎって無敵感が半端ない」
フードライターとお米料理研究家が交互にレシピを紹介する連載記事。
今回は、しらいのりこさんがパドロンとレバーを組み合わせた絶品レシピを紹介。
パドロンはスペイン由来のしし唐辛子で、夏バテ予防にもおすすめ。
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、しらいさん。
この野菜、「パドロン」といいます。パドロンはスペイン由来、しし唐辛子の一種。
レバーとパドロンはクセの強いもの同士、なじみやすくて、ごはんにも合う合う~。そして、なんだか食べると身体に力がみなぎって、無敵感、半端ないです。パドロンの代わりにししとう、ピーマンでもOK。味の系統が一緒なので全く問題ございません。
夏バテ予防にどうぞ!
■材料(1人分)
・鶏レバー:150g
・パドロン(またはししとう):3個
・オリーブオイル:小さじ2
・にんにくみじん:1/2片
・赤唐辛子輪切り:少々
・ごはん:適量
A
・黒酢、オイスターソース:各小さじ2
■作り方
(1) レバーは食べやすく切り分け、流水で良く洗い、血合いを取り除く。
(2) フライパンにオリーブオイルを入れて、レバーとパドロンを炒める。レバーの色が変わったらにんにく、赤唐辛子を入れる。
(3) Aを加えて全体をなじませ、ごはんにのっけていただく。
パドロンは、スペインでは素揚げして頂くのが一般的。おつまみに最高です。日本でも遠野地方などで栽培されてますが、中々見かけることがないので、見かけたらマストバイ!
初めて使うときはまず素揚げしてみて。レバーと炒めるのはその次で。
白央さん、パンにしらすをのっけるのがお好きなようですが、実はわたし、しらすをパンにのっけたことありません……。きっとのっけたら新しい何かが始まる気がする……。
おいしいもののっけ隊(隊員2名)
白央篤司(はくおう あつし)
「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
しらいのりこ
お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。